自分の本音に気づく
自分らしく生きるっていうのは、
自分の本音・感覚・価値観に沿った選択をして
生きるってこと。
これがね、
自分の本音に自覚的であることが、
難しいなと思うんです。
その理由の一つは、
エゴの声が大きいから。
ここで言うエゴというのは、
「こうした方がいい」
「こう思われた方が安心」
「こうしておけば間違いない」
というような、生存戦略的な声。
その声が
自分の本音のように感じられて、
めちゃくちゃ紛らわしいんです。
自分の本音に気づくために
プロセスが必要になるんじゃないかなと。
私の臨床感では、
こんな段階があるように思ってます。
第1段階:静かな内省
自分で気づく段階。
立ち止まって考える。
自分の感覚を感じてみる。
「私は本当はどう思っているんだろう」と問いかける。
こういう時間を自然に持てる人は、
比較的 ジコイッチ(自分らしい生き方)に近い人だと思います。
第2段階:違和感
何となく、うまくいかない。
モヤモヤする。
満たされない。
「何か違う気がする」
そんな感覚が、少しずつ出てくる。
この違和感が、
自分に問いを投げかけるきっかけになります。
第3段階:危機
人生が揺れる出来事。
仕事の行き詰まり。
人間関係の破綻。
大きな失敗。
今までのやり方では立ち行かなくなる瞬間。
この段階でようやく
「私は本当はどう生きたいんだろう」
という問いと向き合うことになります。
第4段階:対話
それでも、自分だけでは気づけないこともあります。
そんなときに役に立つのが、
カウンセリングだったり、
深い対話だったり、
誰かの言葉だったりします。
人との対話の中で、
自分の中にあった本音に、
ふっと気づくことがあるんですね。
本音というのは、
ずっと 自分の中にあるもの。
ただ、
忙しさや習慣や周りの声に隠れがちなので
意識を向けて「聴こう」とすることが必要です。
そして、その声に沿って
日々の小さな選択をする。
その積み重ねが、
ジコイッチして生きるということなんだと思います。
もし仕事帰りにお茶に誘われたら、
「いいね、行こう!」と即答する前に
自分の声を聴いてみましょう。
本当に行きたい?
『せっかく誘ってもらったんだから』
『断るのも悪いし』
って、無理してない?
『早く帰ってゆっくりしたい』
『今日は愚痴を聞きたくない気分』
と思ってるんじゃない?
自分の本音をキャッチしても
『そんなこと思う自分が小さいのかな』
『気にしすぎかな』
と、引っ込めてしまうこともあるので
要注意!
自分の本音より大事なものなんて
ないんだからね。
人生は、小さな選択の積み重ね。
「私は本当はどうしたい?」

