面接をめぐって
毎週1回90分間の授業と、授業と授業の間のすべての時間を使って、ケースワークの知識と技術の基本を学んできた。
成人面接を10月から担当したことで、より具体的に学ぶことができたように思う。
情報の取り扱いについて、CLに無断で入手すべきでないと抵抗していたが、必要性を理解。
前担当セラピストに時間を取っていただいたものの「ショックな内容だが聞いた後もCLの前では変わらずいられるか」と問われ、怖くなって一度逃げ帰り、翌週再度時間を取っていただき聞いた。
複雑な思いを抱きつつ、普段通りのつもりで面接に挑む。
するとなぜかクライエントが自らそのエピソードを語りだした。
未熟なセラピストをクライエントが無意識的に助けてくれたようで、その説明のつかない不思議な流れに驚きつつ、CLと大いなる何かに感謝した。
この経験から、自分は正しいことをしようとするときは「怖さ」を、正しさから逃げてごまかしているときは「もやもや」を味わうということも発見したように思う。
そして、自分が求めれば言葉を尽くして教えてくれる師、先輩がそこに居るということも知れた。
それは多くの諸先輩方が残された書物も含む。
また、セラピストとしての身のこなしの自分スタイルについて考える機会が得られた。
私はセラピストとして「こころを治すのではなく、こころで治す」ことと、「恐れ多いことをしているという自覚を満ちつつ、恐れずに安定して向き合う」ことの真の意味を考え続け、目指し続けるだろう。
そしてそのことは、「どうもボクは、人間じゃないような気がする」とつぶやく困り顔のうさぎさんが象徴になってくれる。
私たちは傷があって汚れているうさぎさんである。
教授、心揺さぶる授業をありがとうございました。
時間をかけて自分のものにしていきます。
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